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日記
HPリニューアルしました 2011.1.3[Mon]
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今年も一年ありがとうございました 2010.12.31[Fri]
昨夜は日光駅周辺も雪景色となりまして、今朝起きたら庭が真っ白。
日中は降りこそしなかったものの空気が冷え切って、時折吹きすぎる風は凍てつくような鋭さでした。

こんな日、当店ではこたつが大活躍。
お客様が、寒さにこわばった体をこたつにもぐりこませた瞬間、ふわりとぬくもりにつつまれて思わずもらす
「あったか〜い」
という至福の嘆声が厨房に聞こえてくるたび、こちらも嬉しくなってしまい、ひとりでにやにやしていました(すみません)。

最初は足が楽なようにテーブルを置くつもりだった居間にこたつを設置したのは、エクステリア関係の仕事をしていた友人のアイディアでした。
「雪見障子を置くなら、窓より視線が高くなると落ち着かないよ」
そう言われてなるほどと思い、ならここは寒いし、ためしにこたつを置いてみようか、と思った次第。
最初は、カフェにこたつなんて変かなぁ、とおぼつかない思いでしたが、ゆっくりくつろいでいただけているようですし、よかったよかった、と安堵しています。

今年は、わたしにとってはあっという間に過ぎてしまった一年でした。
多くの方からブログで紹介をしていただいたり、旅行誌や公共放送の取材をいただいたりして。
週末だけのちいさな店は、ありがたいことに明日で二周年を迎えます。


大みそかの今日。
今年最後の夕暮れがそろそろ西の空を染めようかという時間に、こたつのアイディアを提供してくれた人とはまた別の友人が、お花を持ってお店を訪ねてきてくれました。

二年前の大みそか。彼女は貴重な年末休みの一日をまるごとわたしの開店準備のために使ってくれて。
買いだしに行ったり、天井のスポットライトを設置したりしてくれたひとです。

こちらのほうがお礼をしなくてはいけないのに。

恐縮しながら、でもありがたく頂戴した愛らしい花かごを飾らせていただきました。


大勢のみなさまに支えられてここまで来られたことを、心から感謝申し上げます。
来る年が、どうぞみなさまにとって実り豊かな一年となりますように。
来年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

こだわりはこだわらないこと その3 2010.12.30[Thu]
全都道府県のなかで一番存在感の薄いと言われる栃木県ですが。


とちおとめを知らないヒトはいなかんべっ?!


と思っているのは、でもやっぱり栃木県民だけでしょうか・・・。
統計資料が手元にないのですが、いちごの生産量はまだ日本一のはずです。(最近あまおうやとよのかの追い上げがすごいので、ちょっと自信がありません。。。)


先日、そんないちごがたわわに実る高根沢のハウスを見学させていただく機会がありました。

きっかけは、短文投稿サイト「ツイッター」。
栽培農家の方が、日々の散布した肥料、潅水の時間、ハウス内の環境をリアルタイムに投稿しているのを見たのがきっかけでした。

「ドリップ潅水15分 ただ水4回目」
「葉面散布 尿素1000倍」
など、おそらくは誰に見せることを意識してというより、その方自身の覚書として使っているのでしょうけど、農業の体験を持たないわたしには、作業の時間帯からどうやって受粉状況を知るのかなど、なにからなにまでとても新鮮で

ふうん、こうやって作るんだ

と毎日楽しく拝見するようになりました。

「たわわK」が何なのかわからないし、糖分を与えることでいちごに何がおきるのかまったくわからないけど。
夜明け前から記録されていく作業のようすや生育の状況を眺めるうちに、当然ながら

このイチゴを食べてみたい

と思うようになりました。
今年は暑さが厳しかったのでどこのいちご農家も収穫が遅れて大変だったようですが、ようやく12月に入り、出荷用の収穫が始まったという投稿を発見。さっそく
「どうやったら買えますか」
と連絡をしたところ、作業所で売ってくれるというので、高根沢までとことこ出かけて行った次第です。

粒のおおきさと甘さに感動したり、一粒一粒ブラシでこすって埃を落としながらパック詰め(これ難しいのです)していく様子を拝見したりしたあと、御好意に甘えてハウスを見学させていただくことにしました。

「ふつうに作っているんですよ」
次々に愛らしい実をつけてゆくイチゴがたくさん並ぶ畑を見せてくださりながら、その方はそうおっしゃいました。
そうだな、でもそれがすごいことだな、とわたしは思いました。

その方が「ふつう」とおっしゃったのは、「○○農法」といった冠のつくやり方ではないという意味だと思います。
わたしがすごいな、と思ったのは
「ふつうにやってます。それはこういうやり方です」とオープンにするまっすぐさ。
そして、日々天候に気を配り、環境をチェックし、苗の様子を確認しながらこまめに肥料の配合を変え、自分の作りたいと思う生産物に近づけていく。
そのきめ細やかさが「ふつう」であるという日本の農業のすごさです。

いろんな農法と、生産者のそれぞれのこだわりが、わたしたちの食卓を豊かにしてくれている。
それを吟味選択して実りを享受することができることは、とてもしあわせなことだなと。
「○○農法でなくてはいけない」
ではなく。これからも
「自分がおいしいと思うものを、いちばんおいしいときに、いちばんおいしい食べ方で」
使っていきたいなと。
そんなことを思った半日でした。


加藤いちご園さん、ありがとうございました。

http://kato15.jp/

今日読んだ本3 2010.12.28[Tue]
「はやぶさ、そうまでして君は〜生みの親がはじめて明かすプロジェクト秘話」
川口淳一郎著 宝島社

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7年前に地球を旅立った探査機が還ってくるらしい、と知ったのは5月。
そういえば、ずいぶん前にそんな計画があったような。でもそれは行方不明になったんじゃなかったかしら。

わたしの認識はその程度でした。

がぜん興味に火がついたのは、インターネットの特設サイトを見つけてからです。
それまでの経緯や、ツイッターでリアルタイムに配信される情報を追いかけるうち、わたしは「はやぶさ」そのものよりも、それを運用してきたひとたちの思いにこころ魅かれるようになりました。

2mにも満たないちいさな機械を、途方もなく広い宇宙から見つけ出し、かき消えそうな電波を拾い、呼びかけ、指令を送り、地球まで連れ戻す。
そんなことを7年もやっていたらもうこれは機械じゃなくて、わが子も同然なんだろうな。
その子が地球に還るということは、燃え尽きてしまうということで。


それは、どんな思いなんだろう。


そもそも、そんなことができるというのが素人には驚きで、いったいどういうプログラムを積んでいるのか、仕組みの想像すらつきません。

わたしに理解できたのは、プロジェクトチームの人々にとって、奇跡の連続のような離れ業で指令に応え続けた「はやぶさ」はもはやただの機械ではないのだろうということ。
その、大切な宝物がミッションを果たすための最善の選択が、燃えてなくなることだったということです。


彼らが最後に「はやぶさ」に送ったコマンドは、

「地球の写真を撮ること」

長い旅から戻ってきた「はやぶさ」に、地球を見せてあげたい。
あの緊張の瞬間にそれを思いつくのか、というのがまず驚きでしたが、「はやぶさ」がそれに応えて送ってきた写真ときたら。
神の手の触れた仕事、というのが時たまありますが、このプロジェクトこそは、まさしくそうだったのではないかと思わされます。

同時に、聖書にある「ひとり子を与えるほどにこの世を愛した」という神の心境は、こういうものかもしれないと。

クリスマスの季節に、そんなことを思ったりもしました。


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「はやぶさ」は地球の一部になったのだと思うと。
そして自分もその地球の一部なのだと思うと。
なんだか、いろんなことがあっても頑張れるんじゃないかな、なんて。
そんな気持ちがするのです。

おかえり。

クリスマスの香りのオレンジポマンダー 2010.12.20[Mon]
12月のセミナーでは「オレンジポマンダー」を作りました。

当日の16日木曜日は朝から灰色の雲が低く、開始時間のころには雪がちらつく寒さでしたが、みなさまコタツにはいって楽しそうに作っていらっしゃいました。

フルーツポマンダーは、オレンジやリンゴなどにクローブを挿し、スパイスの粉をまぶして乾燥させて作ります。

最初にリボンの位置を決めるまではにぎやかでしたが、順番にちくちくとクローブを挿していくうち、参加者のみなさまはだんだん無言で集中。
部屋には、カニを食べているときや座禅を組んでいるときとおなじ気配が漂っていました。

カニと座禅を一緒にするのは叱られそうですが、楽しい単純作業をもくもくと繰り返していると、それに集中していくので雑念を捨てやすいのだそうです。
ちょっとした悩みごとが頭にはりついて離れない、なんていうときは、ポマンダーを作ってみるのもいいかもしれません。

加えて、オレンジの香りは沈んだ気持ちを明るくしてくれるサンシャインフレーバー。
冬至の季節は日照時間が短いので、気持ちも沈みがちですが、みなさまおうちに飾って、よい香りを楽しまれますように。


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